サンケイリビング新聞社さんに掲載していただきました

音大生から会社員、そして起業へ

ドレッシングをはじめとする調味料を製造・販売する「福阪道」を立ち上げたきっかけを教えてください。

大阪音楽大学を卒業後、ソフトウェア開発の会社に就職し、プログラマーを12年、経理を12年担当しました。音楽大学を出ても、音楽を職業にできる人は本当にごくわずか。学校で音楽の先生になるにも、枠がありませんでした。音楽とは畑違いの業界に就職したので、苦労しました。パソコンのキーボード操作は、ピアノの鍵盤と同じだと思っていたら全然違いましたし(笑)。

働き続ける中で、東日本大震災の翌年くらいに”自分で何かしてみたい!”という思いが強くなり、起業しました。会社員時代に経理もしていたので、今、自分の会社で経理もできます。企業の際には、勤めていた会社の役員から”どうしてもダメなら戻っておいで”と言ってもらえたことは、感謝してもしきれません。

音楽大学からソフトウェア開発の会社に就職されたのも驚きですが、起業の際、なぜ調味料を扱おうと思ったのですか?

ドレッシングが必要なとき、母が食べる分だけ作ってくれる姿を見て育ったので、ドレッシングは家で作るものだと思っていました。

うちのメイン商品に、にんにく醤油(しょうゆ)を使ったものがありますが、もともと、にんにく醤油は自宅で作っていたんです。それを知っている周囲の勧めもあって、ドレッシングなど調味料を作る会社を設立しました。ラベルは創業時から変わりましたが、中身は販売当初から変わっていないんですよ。

会社は、母校である大阪音楽大学のすぐ近くですね。

商品は、道の駅や高速道路のサービスエリアで扱ってもらっていますが、庄内の地域行事と、SAでの仕事が忙しい時季が重なり、行事のお手伝いができません。今回、豊中市のふるさと納税の返礼品に採択されたので、少しでも地域PRのお役に立てればと、思っています。

庄内の温かい雰囲気と便利な立地がお気に入り

商品にある尾道パパイヤシリーズは、旅行情報誌で取り上げられて、人気に火が付きました。尾道でパパイヤがとれるのが意外です。

使っているパパイヤは、フルーツで食べるものより大きな青パパイヤ。これを未成熟の状態でカットして使います。コリコリした食感で、クセはありません。玉ねぎのやわらかな甘みとマッチした、ドレッシングやポン酢が出来上がりました。


▲ラグビーボールほどもある尾道産の青パパイヤ。「これで中くらいのサイズです」と三村さん。写真左側のボトルが”パパイヤシリーズ”

青パパイヤは、加工されたものが尾道から届くのではないのですね。

はい、丸ごと届きます。皮をピーラーでむいて、種を取り、白い部分だけ使います。原料になる野菜のカットから、調味料の調合、瓶詰め、ラベル貼りまで、すべて手作業で行っています。

故郷の尾道を離れて、北摂での生活も長いかと思います。北摂で好きなところはありますか?

先ほどの話と重なりますが、庄内は町の人が温かくて、大阪や新大阪に出るのに便利なところが気に入っています。岡町(豊中市)の商工会議所や、池田の法務局に行きますが、都会だけれど、昔ながらの雰囲気が残っていているのもいいですね。私は尾道の商店街の出身ですが、どこか似ているのかもしれません。

三村さんにとって、しあわせとは何でしょう?

一人でも多くの人を笑顔にすること。商品を買って”おいしいね”と言ってくださる家が一つでもあると、うれしいですね。周囲を笑顔にすることで、しあわせは循環すると思っています。

引用元:サンケイリビングWEB

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